2014/07/31 (Thu) 奇跡の・・・！？

3連投


だから


暇じゃねぇって





3連チャンしたんだから

3か月くらいサボっても


誰も文句言わないんじゃ・・・？




EUツアーに行く前


現地では

飲み水はミネラルウォーターを買わねばならぬ事

しかも売っている大半は硬水



と聞いていたので




ただでさえ

水をそのまま水として飲まない私




硬水を10日間も飲むのは正直辛い・・・




なので


事前に軟水のメーカー・ブランドを下調べ



そして


秘密兵器を持参

滞在中陰で私を支えた功労者




カテキン万歳










3回目にも関わらず


まだ目的地に着いていない私のレポ




さぁ


とっとと行きましょう

日本から遠く離れた

アムステルダムの空港の片隅で



廃人と化す寸前のガル一行は



ようやく現地スタッフチームと合流





挨拶を済ませ

2台の車に荷物を積んで

目的地であるドイツ・ケルンへ

いざ出発





空港を離れるとすぐに


疲れた我々の目に飛び込んで来たのは




広大な土地と

雄大な自然




しかし




人間薄情なもので


同じ様な景色がいつまでも続くと




騒いでいたのは最初だけ




盛大に飽きる






蓄積された疲労のためか

会話の少ない車内

もしかしたら



このツアー中

一番写真を撮っていたかも知れない



我らが神

Jun-ichiさん




この日の天気は

分厚い雲が一面を覆ってはいたものの




雨が降っていなかったため



「やれば出来るじゃないですか・・・」



と言われたキング

しかしながら



道中


少しでも雨がパラつくと



「小野さ～ん・・・」

「勘弁してくださいよ～・・・」



と責められると言う





これまた

この旅恒例となる光景が繰り広げられる







「違いますよ・・・」

「僕じゃないですよ・・・」



と反論するも




その言葉を優しく受け止める人間は



車内には居なかった・・・







一行を乗せた車が

ドイツに入って間もなく




だらけきって

自分達が波乱を呼び起こす集団だと言う

自覚を忘れていた時




それは突如として起こった・・・

まさかのドイツ警察介入・・・！？





何が起こった・・・？


雨男は罪になるのか・・・？





バディさん誰かしばいた・・・？








どうやら





怪しい集団が乗った

怪しい車が2台

連なって走っていたかららしい





パスポートを確認され

すぐに無事解放されたものの




ただ移動してるだけで

数々のハプニングが起こる今回のツアー





とうとう警察まで・・・





一同に一抹の不安がよぎります・・・







しかし






途中トイレ＆タバコ休憩によったレストエリアで

チームガルとチーム現地を

客観的に見た私が

そりゃ警察も止めるわな



と妙に納得したのは内緒だ






車は走ること数時間


無事目的地であるケルンの宿泊先に無事到着

ホテルの前には

後々王子が新たな伝説を生みだす事になる電車が・・・



詳しくは他の所で確認しなさい




到着早々

恐らく東洋人もしくは外国人を

快く思っていない老人から



我々の足元に唾を吐きかけられる歓迎を受けつつ




チェックイン

そして



すかさずフリーWi-Fiをチェック




神を除く全員が愛煙者の一行



気になるのは部屋の喫煙可不可




この日空いていた喫煙可の部屋は２つのみ・・・



ロビーで妙に切実な喫煙部屋争奪じゃんけんが行われ

見事KOSSE2が獲得






各自一旦部屋に入り


一息ついたら




再びロビーに集合し


遅い昼食を摂りに街へ

チェックイン時には

降っていなかった雨がパラつき




またしても責められるキング

ここでも彼の反論を受け止める者はおらず




言葉はただケルンのよどんだ空に吸い込まれていくだけった・・・








お気づきの方も居るかも知れないが



機内食以来となる食事


途中のSAで食べると言う選択肢はあったものの


度重なるハプニングに


とにかくホテルに着いて

安心してから


ゆっくり食べたいと言う

ささやかな希望の結果





予定より3時間ほど遅れての

昼食となりました






「肉が喰いたい・・・」

「ドイツらしい物が喰いたい・・・」

「美味い物が喰いたい・・・」

「とにかく何か喰いたい・・・」



等と

好き勝手にほざく野生動物よりも飢えた集団




最初に選んだファーストフード的なお店に入ると




なんと



メニューの半分以上



しかも



ハンバーガー等の

肉類は


全て売り切れ・・・





話にならんと

駆け込んだお隣のお店




ケバブ屋さん




はるばるドイツに来て・・・？




と思ったのもつかの間


メニュー写真を見て

そのボリュームと肉肉した見た目に





「ここで喰おう」


と即決




誰も居ない店内に

多国籍となった

黒の集団が陣取ります

フリーWi-Fiが繋がるこのお店

皆やっとありつけた食事を写真に撮り

FB等にあげていきます




現代っ子だね・・・





散々腹が減ったと騒いでいた一行も

海外のボリュームたっぷりの食事に

苦戦者続出




メインのケバブはかろうじて喰えても

付け合わせのポテトが喰えない





と





何故か私の前に集まる

フライドポテト・・・





この日を皮切りに

ツアー中

私はいったいどれだけの

フライドポテトを食ったのだろう・・・






腹を満たした

ケルンに溶け込めない怪しい集団は





王子率いる大聖堂観光チームと

キング率いるホテルで休養チームに分かれ

別行動







テンションが上がり

ケバブ屋付近の教会(？)を

大聖堂だと間違える王子を見送り





私は個人練習の為ホテルへ





練習の合間に

部屋から外を見てみると

噂の大聖堂が・・・





観光チームは無事に辿り着けただろうか・・・？




そんな私の心配は




王子が見事笑いに変えてくれるのですが






さっきも書いた通り

その詳細は他所で確認してください







遅めの昼食から約3時間


今度は夕食の為ロビーに集結






近くのお店で

メンバー及び全スタッフ一緒に

親睦を兼ねて飯を食べる事に

雨も上がり

涼しく過ごしやすい気候



しかし




いくら外が明るくても

19時過ぎ




日本を発って1日以上動きっぱなしの一行





時差も相まって

妙なテンションのままお店に到着




お洒落なお店に

似つかわしくない

多国籍黒の軍団

道行く現地の人から


ジロジロ見られても気にしない




周囲に全く溶け込めない

異様なオーラを放つ集団の宴は


23時前まで続いたのであった・・・







そんな時間になっても

まだ外が明るいせいか



まだライブを1本もしていないのに



疲労感も相まって

ライブ後の打ち上げ朝までやっちゃいました



な感じになってしまった一行







果たして翌日のライブは


どうなるのやら・・・








何はともあれ

長かった移動日もようやく終わり



後は翌日のライブに向けて

しっかり休むのみとなったガル一行






ガル初のヨーロッパライブ



そして



その初日ドイツ・ケルン





期待と不安


それぞれの

様々な想いを胸に



ようやく更けはじめた夜の中

静かにホテルの部屋へと



戻って行ったのでした・・・

















～おまけ　其の壱～

日を追うごとに絆を深め

強固な一団となるものの


この日は初日と言う事もあり


お互い探り探りの

チームガルとチーム現地



そんな中



「仲良さそうに撮ってください」



と




キング改め


小野エロ利






この後


ツアー中通訳件諸々をこなしてくれる事になる

敏腕スタッフのパティさんが



小野さんより20歳以上若いと知り



「もう父親目線でしか見れない・・・」



と


人知れず

キングに返り咲いていた・・・











～おまけ　其の弐～

先述のパティさんより



「服のクマのデザインが可愛い」



と言われるも

何故か執拗に



「ノー、ノー、スカル、スカル・・・」



と

会話がかみ合わない王子



見かねたキングが


骸骨の下にクマのデザインがある事を伝えると・・・



「クマなんてあったの・・・？」

「自分からは見えないから分かんないんですよ・・・」





いやいや




それ着て生まれて来たんじゃないんだし


四六時中来てる訳でもないんだから・・・


何故クマだけ見落としてるのか・・・




笑いのツボをクリーンヒットされ

暫く笑いが止まらなかったキングを横目に




上機嫌な王子




ガルの現場ではもはやお馴染みとなった



王子の名言

ならぬ迷言


そして


珍行動




その発言及び行動が

現場に笑いと癒しをもたらす



もはや

生ける伝説メーカーとしての

地位を獲得した王子





ここヨーロッパの地でも

その才能は


いかんなく発揮され・・・


るどころか




欧州パワーに増幅されたのか



いつも以上に

ところかまわず



周囲に極上の笑いと癒しを届けていた・・・