2014/08/10 (Sun) 季節感・・・

晴れたら猛暑

雨降りゃ豪雨

風吹けば強風




じっくり夏を肌で感じる事って

無くなってきた気がする




まぁ

夏に限らずだけど




もっと季節感ってあったのに・・・





気にする人も

少なくなってるのかも知れんけど




その内



四季って死後になるかもね








引きこもりのおっさんが

何言ってんだって感じですけど・・・







まぁ

そんな感じ

灼熱のライブから一夜明け


快適なホテルのロビーに集合した一行




この日は

移動日





なのですが




「せっかく海外来てんだし


新譜のブックレットに載せるから



衣装着て写真撮って来い・・・」




と言う




天(？)からの使命を受け

メンバーは朝からおめかし





ちなみに私はこの日もノーメイク





面倒臭がりで何が悪い





これまで

ガルなのに天候に恵まれた欧州




前日の夜に




「撮影日に限って雨だったら笑うね・・・」



と

冗談を言っていた余裕の一行





この日は

見事に雨がパラついてます





しかも




某雨男さんが

ホテルの外に出た途端



降り出したとか・・・





これにはさすがのキングも苦笑い




皆に非難されながらも

一行乗せた車は撮影場所へと向かいます





近くの観光スポットを巡りながら

撮影をしていく



しかも



撮影するのは

現地の有名カメラマン




雨も上がり

期待を胸に現地に到着した一行




そして告げられる衝撃の事実





カメラマン遅刻中・・・





「さすがヨーロッパ・・・」




その一言で片づけ

誰も文句も言わない

見た目とは違い物わかりの良い黒の集団

大人しくカメラマンの到着を待ちます





すると




王子が突然のカミングアウト




「今日ノーパンなんですよ・・・」




何故に・・・？

何の為に・・・？


何のプレイ・・・？





驚く一行に

ばつの悪い表情で説明する王子




「昨晩慌てて荷物をまとめたから下着を忘れた・・・」




との事





さすがです





前回のレポでも書きましたが



昨日のライブ後

機材車は

先に次の目的地であるバルセロナへ向けて出発




撮影後飛行機移動となるメンバー




LCCを利用すると言う事もあり




「極力荷物は減らせ・・・」




との指令のため




昨夜出発した機材車に

必要最低限の物を残し

全て積み込んだのですが・・・





事前に仕分けていた私と違い

ライブ後ホテルに戻ってから

大急ぎで分けたと言う王子





まさかの下着忘れ





「ベルト無いしパンツデカいからずり落ちてくる・・・」

「気を抜くとお尻見えそうになるんですよ・・・」




「大丈夫ですか・・・？」

「そこの雑貨屋でベルト買いますか・・・？」




と

爆笑しながらも王子を気遣う一行に




「だんだん慣れてきた・・・」

「履かない方が気持ちいいかも・・・」



と


何かに目覚めた(？)王子




今後も


何処かで

彼はノーパンで登場するかも知れない・・・







最初の撮影場所である

世界的に有名な

ムーランルージュの劇場

意外とあっさり撮影を終え

一行は促されるまま徒歩にて移動

迎えた次の撮影場所は

通称「愛の壁」



なんでも

世界の言葉で愛を囁いているとか・・・




最強通訳のエリカさん以外

暑苦しいおっさん連中




特に感動も

ロマンチックな気分になる訳でも無く

移動再開



独特の街並みに

石畳

パリを全身で味わう

一行の目の前に現れたのは

見るだけで体力を奪う光景・・・




「ここを上るなんて言わないよね・・・」




と



不安がる一行に

横道へ進むとの救いの一声





危険を回避し

安心した体力下り坂な黒い集団




横道を抜けた先で待っていたのは

心を挫く現実・・・





撮影するだけで上らないかも



と言う

儚い希望も空しく

階段横にある文明の利器を横目に



頂上目指し移動開始




ものの数段で息を上げる

残念な集団を尻目に



トレーニング中と思わしき

数名の現地人が


階段を駆け上っては

駆け下りる・・・




「マジかよ・・・」

「もう無理、疲れた・・・」



と


なんとも頼もしい一行





昨日のライブ後に



「今後海外公演するならもっと体力つけないとね・・・」



と


体力増強に意欲を見せていた人間と

とても同一人物と思えません




一行の体力を

これでもかと削った階段の先には

市内を一望する景色が





見事な光景に

メンバーの気分も体力も


すっかり回復

する訳もなく



次の撮影現場に到着

当時

最後まで名前の読み方が分かりませんでしたが

サクレクール寺院と言うそうです




観光スポットだけあって

まだ午前中にも関わらず

すでに沢山の人だかり




そして

観光地っぽい乗り物




そんな風景に

まったく溶け込まない集団





必要以上に周囲の視線を集めながら

撮影は続きます




移動を繰り返し

気に入ったスポットを見つけては

撮影をする怪しい集団





そんな中




一人の男性から声をかけられる



「君たちは何処かのメタルバンドなの・・・？」

「それともただそう見えるだけの観光客・・・？」



何でも

ムーランルージュから我々を見かけていたらしく




行く先々で見かける怪しい集団に

メタル好きだと言う男性は

いてもたっても居られなかったとか・・・




現地コーディネーターの殿木さんと

しっかりガルの宣伝をし



撮影再開

移動中気付いたのが



アートな街パリならではなのか

いたる所にオブジェらしき物が・・・




その中で


全く持って意味の解らなかった

壁に埋め込まれた紫のおっぱい





可笑しかったのは



このオブジェ(？)を見つけた

カメラマンのジェロムさんが


壁に面白い物があると言った時のジェスチャーが


胸を揉む仕草だった事






万国共通なんだね・・・





すっかり天気の良くなった市内を

歩き回っては撮影を繰り返す一行




当然の事く口数は減って行く一方






これまでの撮影成果に

まだまだ満足の行かない

ジェロムさん




最後の撮影地として選んだのは

著名人が多く眠ると言うモンマルトル墓地





その場で係りの人に撮影許可を取り

無事に撮影は終了





日本では許可を貰うのに

面倒な手続きと無駄に時間がかかるのだが






さすがヨーロッパ


話が早い






最後に皆で記念撮影をして

怪しい集団の撮影行脚は無事終了





この時点でまだお昼前


一行の移動距離実に5㎞強






すでに疲れ果てたオヤジ軍団





何か喰わせろと




食事処を探すも・・・





何処もまだ開店前






働け欧州の人々・・・







日本がいかに便利なのか

再認識させられた一行




それならば



飛行機の時間まで余裕があるので


パリの中心街へ移動し

観光と食事を済ませよう




と




車で移動したのだが・・・

お詫び





午前中の事だけで

随分長くなってしまったので



ガルさん午後のひと時in Paris編は





また次回








くびれを細くして待て・・・！





いや





首を長くして待て・・・！